ピルは飲み忘れたらそこで終わり?

薬剤師

ピルを使って正しく避妊を行っていくためには定められた用量と用法を守って毎日飲み続けることが必要になります。
基本的には月経が始まった日に飲み始めて毎日飲みつづけ、最終的に休薬期間に入ります。
その間に飲み忘れてしまうと効果がなくなってしまうのではないかとピルを利用する人はよく考えますが、基本的には飲み忘れたら次の月経の始まった日から再スタートをするのが最も確実な方法です。
しかし、必ずしも飲み忘れたらそこで終わりではないということも知っておく価値があります。
飲み始めの時点で飲み忘れてしまった場合には、12時間以内であれば飲めば問題ないとされています。
また、24時間以内であれば、継続していくことによって妊娠のリスクを下げられることがわかっているため、まずは飲み忘れてしまった分を飲み、最初の2週間は別の避妊も併用していくという方法で避妊が達成できるとされています。
しかし、それ以上になってしまった場合には避妊の効果はほとんどなくなるのが一般的です。
服用途中での飲み忘れについては7日間ルールというものを知っておくことが大切です。
基本的にはピルを飲んでいると排卵を抑えることができますが、7日間のピルの服用によってほぼ休眠状態にすることができます。
そのため、24時間以内であれば飲み忘れても忘れた分を飲むことによって効果を継続することが可能です。
ただし、休薬期間に入る前の頃になってからの飲み忘れをしてしまった場合には休薬期間をのばすことが必要になることは留意しておきましょう。
ピルの飲み忘れをした期間分だけ休薬期間を足すようにすると妊娠のリスクを低減させることができるということが理解されているからです。